熊本県・佐賀県・長崎県・愛媛県・香川県・和歌山県・愛知県・静岡県　など

原産地はインドのアッサム地方で、起源は2000〜3000万年以上と推定されています。ここから中国に伝わり日本へ、また一方では中近東・地中海に伝わり、アメリカ・南米・アフリカへと世界中に広がり、その中で豊富な品種が育成されていきました。日本へは、中国から熊本県に渡来した小みかんが始まりです。その後、和歌山県に伝わり盛んに生産されるようになったことから「紀州みかん」の名前になったようです。
日本生まれの「温州みかん」は、約400年ほど前に中国から鹿児島県に伝わった柑橘の種から偶然発生したと考えられ、鹿児島県長島にあった古木が1936年（昭和11年）に樹齢約300年と推定され、江戸時代の古文書などを照合・調査をし温州みかんは日本原産とされました。